#12 P24 LOCAL ARTIST ▶︎MELISSA SOLLNER メリッサ・ソルナー

FLOWER

世界の名だたる画家達は、海の側でそのエナジーを作品に託してきた。

等 し く 、ハ ワ イ に は 多 く の ア ー テ ィ ス ト が 存 在 す る 。

彼らに共通しているのは、海を通じ「Live / 生きる」という事を表現している事。

育 っ た 土 地 や 海 、人 に 感 謝 し 、誇 り を 持 ち な が ら 強 く 、優 し く 生 き て い る 。

潮 の 香 り 、波 の 音 、変 わ り ゆ く 水 や 空 の 色 彩 … それらを、その声に、肌に、写真に通して伝えている。

 

サーフ・スケート・ミュージックを根ざし、生粋のローカルガールであるメリッサ・ソルナー28歳。

彼女もその一人。会社員をしながら音楽活動を行っている。

 

ワイキキまで29キロ、オアフ島の中心であるセントラルオアフに位置するローカリィな場所ミリラニ。

彼女は28年、そこで生まれ育つ。

弊誌が彼女を知ったきっかけはINSTAGRAM。Postもフォロワーも然程ない フィードの中で、エナジー溢れるギター&ウクレレの音色、歌声に惹かれた。

前に出るミュージシャンなのに、閑散としたSNSへの無骨なスタンスに好感を持ち、コンタクトさせて頂いた。

インタビューの後、弊誌が心惹かれた動画や彼女のアートやフライヤー、LIVEのPOST達は消えていた。

理由はわからないが、そんなところもなんだか心地よい。

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彼女の生き方を見てると、媒体としてはNGかもしれないが、媚びずにでも優しく、だからこそ強く生きていてとても憧れる。

彼女のフェイバリットポイント、ウエストサイドのKo’olinaへ行き、ライディングと演奏の撮影、そして海で のインタビューをさせて貰った。

小さなマイカーで私たちを滞在先のワイキキのホテルまでにピックアップしてくれ、彼女のホームグランドへ。

飾り気のない車内のダッシュボードの上の1輪のドライフラワーを見て、弊誌とのリンクの確信。嬉しくなった。

バラが好きで、「ダッシュボードに置いておけばそのうちドライフラワーになるから」と。無造作に置いてあるそのバラからは、どこか「相棒」のような雰囲気を感じたのは気のせいだろうか。

ウクレレは小学校3年 生 の 時 の 授 業 で 触 れ た の が き っ か け 。

ギ タ ー は 1 5 歳 の 時 に 始 め た 。

5 年 前 に オ ー プ ン マ イ ク で 初 パ フ ォ ー マ ン ス し 、プ ロ と し て は 3 年 程 前 か ら 活 動 し て い る 。

ア コ ー ス テ ィ ッ ク ス タ イ ル に ビート感のあるア イ ラ ン ド ミ ュ ー ジ ッ ク と ジ ャ ジ ー な 要 素 を m i x し て い る 音 源 が ビ ー チ ラ バ ー の 心 に 馴 染 む 。特に彼女のギターは秀逸で、心の奥底へ響いた。

才 能 溢 れ る ハ ワ イ の 多 く の ミュージシャン達とクリエイトする事を楽しみ、刺激を受け、エンジョイしながら会社員として働く一方で LIVEや制作活動を行なっている。

アフターサーフに潮風と奏でた彼女の歌声とウクレレは、エナジーと澄んだ純粋さを感じさせてく れる。

まるでここの海のようだ。

演奏し始めると同時に画面にハレーションが起こるのは、決して気のせいではないだろう。

演奏が終わると照れたように笑う彼女がとびきりキュートだった。

彼女が音楽を楽しんでいると周りの空気も喜んでいるように感じる。

強風ながらNO retouchの為、視聴し辛いところもありますが、

ウエストサイドのさざ波と優しい太陽、彼女の歌声に何かを感じてもらえたら幸いです。

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🌴📺Moloka’i Slide(Ehukai) / MELISSA SOLLNER 📺🌴

※ドラックドロップ&ダウンロード厳禁 ご視聴のみでお楽しみください

Moloka’i Side /Lyric

I like the sand spreading out to the sea, I like the tropical moon

and the lazy

palm trees, I like to listen to my heart, there¹s no place

I’d rather be

I like the people, I like the way they smile, I like the feeling of

you on this

paradise isle, I like the cool island gecko, man this is where I

wanna be

Take me back. Back to da kine. Take me back. Back to da kine

All over, mo’ betta, Moloka’i I will return

(Repeat)

I like the gecko singing in the night, I like to do the dance they

do to the

Moloka’i Slide, When the sun comes up shining, always mo’

betta da kine

I like to hula, I think it¹s really good, woman I don’t understand

the words,

but in time, I think I could, if I just had the time, oh if I just

had the time

I say a won’t you come along, we’ll have a lu’au by the sea

We¹ll cook a little pig and all the coconuts are free

And what you see is what you get. In a little grass shack

I know you’re gonna like it and I hope that you come back

I like the fishes swimming round in the sea, I like to hop ‘um

on the grill,

and cook ‘um up for me, with a big pan of butter, man it can’t

get better than this

I like the chicken, we hop ‘um on the grill, man it hurts to eat

the raw fish

and eat up all the spills. Oh well, oh yeah. It¹s just a luau down

by the sea.

All over. Mo betta, Moloka’i I will return

 

海に広がっていく砂が好き

常夏の月とゆったりとしたヤシの木が好き

自分の心に耳を傾けると、ここにいたいと確信に変わる

人も好き、みんなの笑顔が好き、この楽園の島にいるときの気持ちが好き

島に住むかっこいいヤモリが好き

あぁ、本当にここにずっといたい

私を連れ戻して、最高のあの場所に

私を連れ戻して、最高のあの場所に

もう一度、より良くなっているモロカイ島に私は戻

ヤモリが夜に歌っているのが好きなの、Moloka’i Slideに合わせて踊るのが好き

太陽が光り輝いて登るとき、何よりも最高

フラダンスをするのが好き、踊るのはとてもいいと思う、フラダンスの意味は理解できていないけどね

だけど、時間さえあれば、理解できると思う、ただ時間さえあれば

私は君を誘った、海辺でパーティがあるよと

子豚を調理して、ココナツは自由に食べれるよ

草小屋の中であなたが見ているものが、あなたが手にするものだよ

あなたはきっと気に入るはず、そして私は願うよ、君がまた戻ってくることを

魚が海の中を泳いでいるのが好き、その魚をグリルの上で焼くのも好き、

大きいフライパンにバターを入れて、自分のために焼き上げる

これ以上のものはきっとないよ

チキンが好き、チキンをグリルの上に置く、

生の魚を食べるのは心が傷むよ

まぁ、仕方ないか

海辺でやるパーティなだけ

やっぱり、最高なモロカイ島、私は戻ってくるよ

 

彼女は友達とアフターサーフ&スケートにギターやウクレレを弾きながら歌ってリラックスするのがルーティンなのとも言った。

今イケてる音楽も勿論好き。ただ彼女の音楽やスタイルは、否応なしに心に染み込んでいき、人としての原点の格好良さがある。

そして人生は、何 に 重 き を 置 い て 生 き て 行 く 事 が 幸 せ な の か を 教 え て く れる 気がする。

※本誌本文より一部抜粋

interview by Jennarika

photo/text by ReinaShirasaka

THX


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