D.Y.E YUKI氏interview@RVCA SKATE by白坂玲奈

ART

9/6(fri)7(sat)の2日間、RVCA JAPANにより、”Encounter the culture “をテーマに、スケートを中心としたイベント『RVCASKATE』が、RVCA SHIBUYA STORE / TRUNK(HOTEL) CAT STREET / MIYASHITA PARKの渋谷の3拠点で開催された。

スペシャルゲストとして、スケートシーンのキーマンであり、フォトグラファー&アーティストのMark Oblow氏や Shota Kubo氏が来日。国内からは、RVCA JAPAN ライダー高橋賢人氏、瀬尻稜氏のスケーター陣に加え、ワークショップでは、タイダイアーティストのD.Y.E YUKI氏が顔をそろえた。

真夏さながらの渋谷の外気温の中、宮下パークの灼熱のランプでは、その名の通り熱いフリーセッションが行われた。

RVCA ストア2Fでは、マーク氏のアートエキシビションが開催。刺激的な数々のサーフ・スケートスターのスタイルの在るフォトギャラリーに、ワッペンになった彼のアートも並んだ。ワッペンを購入すると、その場でプロの裁縫師さんが、手持ちのアイテムに縫ってくれるカスタムサービスを実施。何でもない100均のポーチが、スケートスピリッツの効いたアートアイテムになった。

TRUNK HOTELでは、RVCA STOREで購入したアイテムに、D.Y.E YUKI氏のタイダイ染めが施せるワークショップが行われていた。編集部へのお土産として、ストアでmensのロンTとwomensのショート丈Teeを購入し、タイダイ染めを体験させて頂いた。

YUKIさんは、ストリート×ヒッピーのカルチャーを融合させ、様々なアイテムをタイダイに染め上げる染色アーティスト。ワークショップを体験しながら、世界的にも稀有な存在のタイダイアーティストである彼女へ、ショートインタビューをさせて頂いた。

🎙️D.Y.E YUKI Special interview 🎙️

Sandy(以下S): YUKIさんがタイダイ染めに出会ったきっかけを教えて下さい。

YUKI氏(以下Y):大学時代の専攻が染色学科だったんです。そこから始めたんですけど、日本の学校だと和装よりの有松染とか日本古来の伝統工芸が主で。細かい繊細な作業が多いので性に合わないってなって、親にサンフランシスコのテキスタイル染色学科のある学校に留学させて貰いました。アメリカだとやっぱり、タイダイとかそういうヒッピーブームとかもいっぱいあって。カルチャー的にも日本の藍染めと言うよりは、アメリカのタイダイって方だったんで、そこからタイダイを始め、タイダイにハマり、今に至るという感じです。

S:サンフランシスコではどれくらいの期間、勉強されていたのですか?

Y:1年くらいです。やっぱりタイダイの需要って全然日本にないじゃないですか。戻ってきて、それだけじゃやっぱりご飯食べれなくて。だけど、ひたすらOLしながらやってやってやって、ブランドやってるお友達になんとかお仕事貰えるようになって、今は一本でやれるようになりました。

S:海外のタイダイ染めの魅力を教えてください。

Y:やっぱり、日本だと植物で染める藍染めや、草木染め等のオーガニックな原料で染める方も多かったり、(時代的にも)タイダイでもオーガニックでやる方も多くなっているんですけど、私はアメリカで感じた発色の良いタイダイの色を出したいので、リアルを追求してやっております。

それと、タイダイって言うとヒッピーとかサイケデリックカルチャーがルーツなのですが、お友達とかがスケーターとか、バスケとか、バンドマンとか、道端にいる友達が多くて、あんまりヒッピーにし過ぎるのが好きじゃないっぽいんですよね。なので、ストリートのスケーターでもちょっとオシャレに着れるような、ヒッピー寄りになりすぎないタイダイを追求しております。

S:タイダイを通じて、お伝えしたいことはありますか?

Y:発色がい良くて明るい物が多いので、着て毎日気分も明るくなって貰えたら嬉しいですね!

▪︎yukidye

Instagram https://www.instagram.com/yukidye/

🛒 yukidye online store

YUKI氏のこのタイダイワークショップも、マーク氏ワッペンパッチも、来場者が自分らしいmy madeなカスタムを楽しめたこのイベント。Rvcaを通じてスケートのカッコ良さと、自由に自分らしく生きることの楽しさを改めて教えて頂いた気がした🌈

▪︎RVCA / ルーカ

2000年よりスタート。カリフォルニアを拠点とし、サーフ・スケート・格闘技・アート・音楽を融合させるストリートライクなライフスタイルアパレルブランド。

Text & photo by ReinaShirasaka

THX


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