LA-SFを旅した、モデル・加藤快氏の今を体現する初のPop-up「HOME SWEET HOME」開催!@ California General Store 2/21,22【Feat. Special Interview & 10 Local Skate Shops】

弊誌Friendshipモデルであり、リアル スケーター&サーファーとして活動する加藤 快 / カトウカイ氏が、この1月に3週間の滞在をしたカリフォルニア・トリップをプレビューする、初のpop-upイベント「HOME SWEET HOME」を2/21(sat),22(sun)の2日間限定で開催。

Flyer Design : Sunsuke Ono

LA市街からコスタメサ、そしてSFことサンフランシスコとオークランドへ。ローカルに根付くスケートショップを巡る旅。そこで目にしたのは、単なるリテールではない、コミュニティとして機能するスケートショップの姿だった。現地のスケーターたちは、自分たちのショップを “sweet home” のように大切にしていた。居場所であり、カルチャーが循環する拠点。彼はそれをキャッチし、その温もりに感銘。その感覚が、次第に明確な意志へと変わっていく…

pop-up会場は、生まれ育った鵠沼海岸の「California General Store / カリフォルニアジェネラル ストア」( ※以降カリフォルニア)。移転前の片瀬時代より湘南の西海岸カルチャーを牽引してきた老舗サーフショップだ。都内での活動や人脈も多く広がる現在、なぜ彼は初のpop-upを地元で行うのか……?

本記事ではイベントを前に、旅の始まりから開催に至る経緯、そしてそこに込められた想いを特別インタビュー。 さらに会場でお目にかかれるであろう、現地のコアなセレクトアイテム達のルーツ元でもある、10軒のfavスケートショップを自身で撮り下ろした写真とともにリコメンドしてくれた。

Sandy mag:今回のpop- upのベースであるカリフォルニアトリップの経緯について教えてください。

KAI:まず最初の1週間、仕事でLAロケに行く事が決まって。自分に根ざしているサーフィンやスケートのカルチャーがある所だから、「せっかく行くならできるだけ滞在して色々周ろう」って思ったのがきっかけです。何度か行っているし、5年前に拠点をアメリカに移す計画が決まっていたんですけど、コロナ時世で断念して。それからモデルや仕事に専念していたので、ほとんど海外にも行けてなくて。行きたかった場所だったりを先輩や現地の友人からリサーチして色々と周りました。その店の温かい人達や置いてあるカッコいい物に出会って行くうちに、「この場所の空気や熱量を、日本で自分がこの5年の間でお世話になったり、力をくれた沢山の人達に伝わったらな」って思うようになって。本格的な買い付けになっていきました(笑)

Sandy mag:どれくらいの期間でどこを巡ったのですか?

KAI:3週間の間で、LAから始まってコスタメサから、いとこが住んでるサンフランシスコに3泊4日して、その横のオークランドにも行って。毎日、朝起きてカフェ行って、スケートして、スケートショップ周ってというルーティンで、20箇所くらいを限られた時間フルに使って足を運びました。そこで自分が「カッコいい」って思う良い物がそれぞれ沢山あって。当初は各店Tシャツ1枚とかのインスピレーションに任せた気ままな買い物だったんですけど、「それじゃ伝わんないな」って思って。「やっぱり、そのお店でカッコイイって思った物を全部買おう!」って。特にサンフランシスコでは、デッキとかオリジナルのアパレルとかで10万円くらい使ったお店もあって(笑) 途中「こんなに買って大丈夫かな?」って心配になったりもしたんですけど、今回のイベントでもタッグ組んでやってる幼馴染のソウルメイトでサーファー&バイカーのAtsushiに電話で相談しながらアドバイス貰って勧めていきました。朝しか食事する時間がなくて痩せましたし、気が付けばカードの限度額まで使ってて。デッキも6枚になったりと帰りは1人でスーツケース4つになってました(笑)

Sandy mag:ハードでしたね。LAはいかがでしたか?

KAI:コスタメサやサーフショップとかも行ったんですけど、個人的には“ファッション”ってなるとスケートの方が好みで。サーフも可愛い物が沢山あったんですけど、基本はウェットっていうのもあると思うので。ヴィンテージもブームですけど、自分がそこまでマニアやコレクターじゃないのに「売れるから買い付ける」とかはビジネス寄りでリアルじゃないかなって。なので今回はLAでもスケートショップメインに、ローカルな雰囲気が感じられる物をセレクトしてます。

Sandy mag:KAIさん渾身の買い付けアイテムがpop-upに並ぶんですね、楽しみです!今後もバイヤーとして活動されていくのですか?

KAI:はい。モデルは続けて行きたいと思っている上で、自分としての強い軸をもう一つ作っていきたいと考えていて。モデル歴は今5年目になるんですけど、その中でいろんな人に出会って自信を貰いました。「自分も何かできる」って意思に向かえるようになって。なので今回の買い付けやセレクトに関しての自信はあったんです。それに元々、自分でイチから何かを作るっていうよりは、好みは人それぞれかもしれないけど、“何がカッコ良いか”っていう基準が自分の中に結構あったので、いつかやりたいなって。

Sandy mag:その始まりがこのpop-upということになりますか?

KAI:そうですね。「今の自分ができることはなんだろうって」って考えてたところにLAロケが入って、前から興味あった買い付けを1度やってみたという感じなので今後も続けたいです。けど、この今回の買い付けからpop-upイベントの一連っていうのは、回を重ねたいとかビジネスにしたいとかは今は考えていなくて。今、今年の9月を目処に、拠点をアメリカに移す準備をしているんです。なのでまたLAは行くんですけど、この2日間限定のスペシャルな開催にしたいと考えてます。

Sandy mag:特別な2日間になりますね。多くの撮影で素敵な物に触れられているので、センスや目利きがさらに養われていますよね。

KAI:そうかもですね。けどLAっていろんなブランドがあるし、世界中からバイヤーもたくさん来てるじゃないですか。自分は、みんなが知っている(一般的に好まれる)物じゃなくて、”俺だからこそのセレクトをしたい”って選びました。「みんなが知らなくてもそのコミュニティの良さを自分が伝えたい」っていう気持ちが根底での行動なので、自然とルーツのスケートカルチャー色が強い物を多めに選んでいます。とはいえ、広く現地の雰囲気も伝わるように、例えば、朝のルーティーンだったカフェ巡りの心地良さを感じてもらえるような、ベニスとサンタモニカの間のアボットキニーにある「Boulevard Coffee /ブールバード・コーヒー」のキャップやフーディ、マグなどのオリジナルアイテムもあります。アーモンドラテが美味しくて、テラスもお洒落。スタッフも含めて雰囲気も超良い所でした。

Sandy mag:アボットキニーもローカルムードのある感度の高いショップが集まってますよね。

KAI:地元のカフェのレアアイテムから日常に現地の空気を感じて貰えたらいいなって。そんな感じでスケート以外の物も見つけてきたりしました。他には、Tattoo を題材にしたPhoto book集やZine、キッズ向けの絵本等もたくさん集めました。都内のクリエイターの友人達でも未だ見ぬ物もあるので、pop-upでは自分で撮ったその店の内外感やスタッフの写真を壁に貼り出して、雰囲気を見せながらより魅力を知って貰えるようにディスプレイします。現地のローカルショップの人達も拙い英語ですが「自分が訪れたリアルなローカルショップがどれほどカッコいいかという魅力を、自分の買い付けを通して地元や友達やみんなに広めたいんだ」って伝えながら買付けしてたんですけど、それをみんな「いいじゃん!」ってすごく温かいムードで言ってくれて。

Sandy mag :大切な使命ですね! イベント名の「HOME SWEET HOME」の由来を教えてください。

KAI:「HOME SWEET HOME」って、よく曲のタイトルとかでも聞くフレーズかと思うんですけど、”我が家って最高” とか ”自分の居場所” だったり “還る場所”っていう意味の、コミュニティへの愛着を表す言葉なんです。「地元に愛される店」をテーマに店を巡って改めて感じたのは、現地のローカルスケートショップってやっぱりそこが発信源だったり、スケーター達はそこを自分の帰る場所として捉えていて。自分もこの5年間、仕事で都内にいる事が多くて、たまに心折れる事もあったりしたけど、地元に戻ると自分が正しい道に戻れる感覚になれます。それに「俺には海がある」って、強くなれたりするので、このタイトルをつけました。

←Underwater shot : @kenta_kawana →Photo : Atsushi

Sandy mag:それで地元・鵠沼のカリフォルニアでの開催なのですね?

KAI:はい、都内でやれば知り合いもたくさん来場し易いとは思ったんですけど、今回は”Sweet home”がテーマなので自分の地元にしました。それに元々、好きな地元の店がカリフォルニアなので。お世話になってるブランドディレクターの清水さんに電話したら「この3月で店がなくなっちゃうから、2月はイベントでいっぱい」って言われたんですけど、急遽都合つけて頂けて。

Sandy mag:買物から買付になり、pop-upが決まり、そこはご自身が還る場所である鵠沼で、しかも湘南老舗のカリフォルニアって…なんだか胸アツです。

KAI:最初から考えていたわけではなく、たまたま運良くっていう感じなんですけど、イベントタイトルの「HOME SWEET HOME」の意味合いが深まって全部が良い感じに繋がってありがたいです。

Sandy mag :フライヤーのデザインは?

KAI:地元のスケート仲間でグラフィックデザイナーとしても活躍しているSHUNSUKEに、希望を伝えて形にしてもらいました。ゴールドのフレームは何時間もかけて(技を)メイクしたサンフランシスコのモニュメントを(写真下参照)オマージュしてメインアートワークにして、中や周りの写真は現地で自分が撮った画像をスクラップしました。

Sandy mag:まさにローカルコミュニティ愛と今回の旅が一挙に表現されているフライヤーですね。たくさんの人が楽しめるpop-upを予感させます! 最後に弊誌的質問の「海」に関していくつか教えてください。

カイさんの原点であり、今回の開催地の鵠沼は屈指のサーフタウンとして名高いですが、「海」はあなたにとって何ですか?

KAI:自分のすべて。海の目の前に住んでて海があるのが当たり前で日常だったから「海が好きだから見に行こう!」とかではなかったけど、海があったからサーフィンやスケートもやって、そこで友達もできて、仕事にも繋がっているので、ルーツであって、すべてです。

Sandy mag:海の側で住む事の醍醐味とは何ですか?

KAI:自然になれる事です。海は自分にとって還れる場所であって、いつでも迎え入れてくれる場所なんです。

Sandy mag:まさに「HOME SWEET HOME」ですね! 最後にpop-upに向けて一言お願いします。

KAI:今の自分だから出来る事を、形にしたpop-upになっています。モデルやアパレルの仕事を通してできた繋がりが自信になって、その出逢いに支えられて今が在るので、今の自分が在るのはみんなのおかげです。仕事でお世話になった方とか友達にこの機会を通してお礼のような気持ちが伝わればいいなって思ってます。とにかくやることに意味があるって考えているので、来てくれた皆さんに楽しんで貰いながら広がればいいなと思ってます。

1_Rip City Skates / リップシティ・スケート

1978年にサンタモニカで創業し長年シーンを牽引しているカリフォルニアのスケートカルチャーを代表する伝説的な老舗スケートショップ。’70~’80年代のスタイルを今に伝える貴重なオールドスクールデッキやオリジナルアイテムは、プロやコアなスケーターから高い支持を受けている。 DOGTOWNやSTUSSYとも縁が深い。

2_Joker’s Skate Shop/ ジョーカーズスケートショップ

ハンティントンビーチにある、ハードコアなスケートショップ。有名カスタムバイクビルダーの「Dynamite Joe / ダイナマイト・ジョー」がオーナーを務め、スケート、サーフィン、チョッパーバイクが融合したSO-CALライフスタイルの聖地。オーナーのジョー氏は、ボーンフリーや横浜ホットロッドカスタムショーに招待されるなど日本とも縁深い。スケーターだけでなく、地元の若手バイカー達が集まる場所。スケートデッキのほか、無骨な雰囲気のオリジナルアイテムが並ぶ。単なるスケートショップにとどまらず、カリフォルニアのバイク・スケートカルチャーを体現するショップとして、コアなファンに愛されている。

3_ATLAS/ アトラス

2007年にサンフランシスコのベイエリアのサンマテオにオープンした名高いリアルスケートショップ。地域に根差したスケートカルチャーの中心地であり、ショップオリジナルアイテムや、マーク・ゴンザレス書き下ろしのTシャツなどが販売される事例より、スケーター・アーティストをサポートしている事でも周知。ショップのオリジナルのフーディー、キャップ、Teeなどが日本でも入手困難の人気。ギャラリーとしても機能し、ローカルのスケートシーンをサポートし続けているリアルボードカルチャーショップ。

4_510 Skateboarding / ファイブ・ワン・オー・スケートボーディング

1998年からカリフォルニア州バークレーのテレグラフ・アヴェニューに店を構える、地元密着型の独立系スケートボードショップ。ベイエリアでも指折りの洗練された商品構成と綺麗なディスプレイが質の高いセレクトと知られている。2014年にNIKE SBとのコラボレーションモデル「DUNK HI」をリリースしたことでも有名。ショップ名は、バークレーエリアの市外局番「510」に由来していることからも。バークレーのスケートカルチャーを支え続けている、地域を代表するスケートショップ。

5_Neighbors Skate Shop / ネイバーズ・スケート・ショップ

ロサンゼルスのサウス・セントラルに拠点を置く、ブラックのTré氏がオーナー・運営を行うスケートボードブランド兼ショップ。自身が育ったレイマート・パーク地区にスケートショップがなかったことから、「コミュニティの為に」との想いで2019年にブランドを設立し、2021年に店舗をオープン。店舗ができる以前はステッカーやオリジナルTeeのフリー配布をし少しづつ仲間を増やしていった。現在は地元のスケーターだけでなく、アーティストやクリエイターが集まる文化的な拠点として注目されている。

6_Pawnshop Skate Co./ポーンショップ・スケート・コー

カリフォルニア州コヴィーナにAnthony Piscopo/ ドノヴァン・ピスコポの父が設立。独自のデッキ、アパレル、NIKE SBなどとコラボする人気ローカルショップ。’80~’90年代のスケートシーンに根ざした、コアなスケートショップ。オリジナルデッキ、アパレルTシャツ、フーディー、セレクトされたシューズブランドなど。 カリフォルニアのスケートコミュニティにおいて、歴史と情熱を持った重要な場所となっている。

7_Marriage SKATESHOP / マリッジ・スケートショップ

LAのEcho Parkに構えるスケートショップ。ローカルスケーターである、Ronnie Campone / ロニー・キャンポーネによりつくり出され、スケートやファッションといったリアルなストリートカルチャーが混じり合う唯一無二の存在となっており。地域の若いスケーター達の憩いの場所となっている。

8_KINGSWELL / キングスウェル

ロス・フェリス地区 Kingswell Aveにある、LAで人気のスケートボードショップ。デッキ、アパレル、シューズなどを販売。店名に所在地の道の名前を引用しているよう、ローカルに根ざしている親しみやすい雰囲気が特徴。LAのスケートコミュニティにおいて高く支持されている。

9_DELUXE. (DLXS)F / デラックス (ディーエルエックス・サンフランシスコ)

1986年にサンフランシスコで設立された、世界的なトップスケートボードブランドのディストリビューター兼ブランド。REAL、ANTIHERO、KROOKED、THUNDER、SPITFIRE、VENTURE、Trucks、SPITFIRE、Wheelsなど、超一流ブランドを傘下に持ち、スケートボードの歴史とトレンドを牽引。スケートボーダーによるスケートボーダーのための重要企業として知られている。また、高品質なデッキ、トラック、ウィールのハードウェアを提供し、ストリートやパーク向けに、バランスの取れた扱いやすい設計が特徴。Evisenなどともコラボし、 本格的なスケートボードを求める層から、厚い信頼を得ている。

10_FTC / エフティーシー

‘86年にケント・ウエハラ氏が創業し、’94年に初のショップをオープンしたサンフランシスコの老舗スケートボードブランド。ブランド名の頭文字である「FAMILY/家族」「TRUST/信頼」「COMMITMENT/責任」を理念に掲げ、デッキやアパレルを展開。サンフランシスコのストリートカルチャーを体現し、東のSupreme、西のFTCと称される。純粋なスケートブランドとしての「STRICTLY SKATEBOARDING=100%完全にスケートボードの精神」今も理念にあげている。

◼️HOME SWEET HOME

日時&場所 2月21(土),22(日) 10:00〜18:00

California General Store / 神奈川県藤沢市鵠沼海岸1-2-17

※駐車場有り、ペット大歓迎、テラスあり

◼️加藤快/ KAI KATO / カトウカイmodel, skater,surfer 

Bark in style所属。鵠沼出身。サーファー&スケーターとしてのバックボーンとアメリカにルーツを持つ。アパレルpressとしての一面も持ち合わせ、カルチャーとファッションの感性を根ざした才気煥発なメンズモデル。



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