オススメ本の紹介:2024年は「書く」ことで自分を理解して、何事にも積極的にチャレンジ!

AKKO MATSUDA

新しい年になってあっという間に2週間が経ちました。

能登半島地震によりお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。

世界中が約4年近く影響を受けた新型コロナ。そして、今回の自然災害。また、インターネットやAIの発達で、私たちを取り巻く社会は急激に変化しています。

先の見えない不安定な世の中で、私たちの幸せはどこにあるのか、この先、どこを目指せばいいのか、戸惑う人も少なくないかと思います。

このような時代に生き抜くために私がまず一番大事だと思うのは、セルフアウェアネス(自分を理解すること)です。そのツールとして、自分の内側に意識を向ける瞑想やヨガはとても有効です。そして、ヨガと瞑想で得た内側の気づきを視覚化するものとして、数年前からジャーナリングが注目されています。

これまで、夜寝る前に感謝の日記のようなものはたまに書き留めていたのですが、葉山を拠点にウェルビーイングについて発信している長谷川エレナ朋美さんの『自分言語化ノート』のワークを昨年末から実践しています。

本書は書くことで自分自身を理解して、それを言語化するワークブック。自分を知る、自分を活かす、自分を表現するという3つのステップで構成されていて、自分を言語化する理由を著者は以下のように述べています。

・自分のことを客観視できるようになる
・伝えたいことが確実に伝わるようになる
・「自分のあり方」や「自分の価値観」(この2つを本書では”being”と呼んでいます)に沿った生き方ができる。

自分を言語化すると、自分の中にある自分だけの武器を発見することができ、どんなに時代や環境が変化しても柔軟に対応できると著者は語ります。

タイトルが「ノート」というだけに、実際に書き込めるページがたくさんあり、読むだけではなく、書く作業を伴います。数日経って書いたものを読み返してみると、うわ、私はこんなことを思っているんだ! とちょっとした驚きが。

手で文字を書くことは、同時に何箇所もの脳の部分を刺激すると言われています。また、自分が書いたことを目にすることで、モチベーションに関わる脳の回路が働き出すとも言われて、自己肯定感がアップする効果も。

アメリカの研究者によると、私たちは自分のことをわかっているつもりでも、セルフアウェアネスがきちんとできている人は10~15%くらいだそうです。先が見えない中で前に進む時、そして、問題解決の糸口を見つけるためには、自分を理解することは必須です。正解のない時代、セルフアウェアネスを向上させることはとても大事なことなので、ぜひ、自分に合うやり方で取り組んでみてください。

まずは、今回紹介したようなワークブックを使って「書く」ことをオススメします!

「自分言語化ノート 正解のない時代を生き抜く武器を掘り起こそう」
著:長谷川エレナ朋美




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