弊誌ステディブランド「Billabong/ビラボン」が、海洋保護に取り組む国際団体「Coral Gardeners/コーラル・ガーデナーズ」と手を結び、新コラボレーションコレクションを発表した。ビラボンとコーラル・ガーデナーズの価値観の中心には、「海とそのコミュニティへの敬意」がある。2017年にフランス領ポリネシアのモーレア島の青年グループによって設立された、コーラル・ガーデナーズ。彼らは周囲のサンゴ礁の急速な劣化を目の当たりにし、行動を起こすことを決意。それから7年後、サンゴ礁を救い、世界的なムーブメントを起こすことにコミットした、園芸家・科学者・エンジニア・クリエイターからなる世界的な集団に成長した。
フランス領ポリネシアとフィジーに10万個以上のサンゴを植えた彼らの目標は、「サンゴ礁の回復を拡大し、世界中に100万個の気候変動に強いサンゴを植える」こと。そして「サーファーとして、そして海を愛する者として、私たちの遊び場を守り、青い地球の未来の為に多くを考えることは私たちの責任。」とも考えている。
新コレクションは、かつての南国調のティキプリントや海のシンボルに敬意を評したテキスタイル。Teeやビキニ、ウエットスーツを初め、様々なアイテムとシルエットが特徴。このコラボレーションの一環として、ビラボンのアスリートであるAelan VaastとBrodi Saleは、モーレア島でCoral Gardenersのチームメンバーとともに1週間サンゴの繁殖に励み、Coral Gardenersの活動をともにした。そして、「海はサーファーとして私たちの生活に不可欠な役割を果たしていて、私たちはサンゴ礁を保護することで綺麗な海を保つことができ、サーフィンをすることができている。」と話す。
そして彼らとともにビーチラバーの我々も、出来ることから海洋保護の大義に貢献し、各々のコミュニティが手を携えて地球の青い空間を保護し、繋がる未来を強く願って行きたい。
■BILLABONG / ビラボン
先鋭的なサーフボードシェイパー/デザイナーであったゴードン・マーチャントによって1973年にオーストラリアで設立。サーフカルチャーの最前線を切り開いてきたボードショーツとビキニを排出し、波に乗った時、海を感じる“特別な感覚(The Feeling)”を世界中の人々とシェアし続けている。
■CORAL GARDENERS / コーラル・ガーデナーズ
2017年にモーレア島(フランス領ポリネシア)で、若いサーファー、フリーダイバー、漁師の小さなグループが、自分たちの住むサンゴ礁の急速な劣化を目の当たりにし、行動を起こすことを決意したことから始まった。現在、コーラル・ガーデナーズは、海洋保護に革命を起こし、サンゴ礁を救うことを決意した世界的な運動へと発展している。